『お金をかけないからこそ、信用がある』

読んで、すぐに役立つ、販促テクニック

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販促の“反則技”50

お金をかけずに、アイデアと知恵で集客や

売上げを伸ばしていくための50のアイデア

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震災後1年が経過し、石巻の街中からはガレキが無くなってきたのですが、1次集積場である石巻港には大きな山がどんどん増えています。今の石巻市の処理能力なら、103年分。震災用ガレキ処理専用に現在建設中のプラントが稼働したとしても、55年必要とされる量が石巻市だけで発生しています。ガレキがなくなるのが復興だとすれば、石巻市の復興には、55年かかることになってしまいます。

 

販促の反則技 エピソード25

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『お金をかけないからこそ、信用がある』

〜口コミこそ、最大の販促技〜

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前回は『商品を実際見ないでも、売れるワケ』と題して、震災後部屋を見ないで決める状況や、ラジオ通販が成長している話から、【1to   1  コミュニケーション】の話をしました。今回は情報の信頼性と口コミについてお話しましょう。

 

ヤラセ・サクラは、当然か?

先頃、飲食店利用者の口コミサイト「食べログ」で、飲食店側から金銭を受け取ったヤラセ情報が問題となりましたが、みなさんはこの件についてどう考えますか?仕組み上、当然あるだろうという人や、いや、あってはいけない話だという人などいろいろ意見があるかと思います。

それでは、信頼されている広告とは一体どんなものでしょうか?『クチコミニュティ・マーケティング2』による主婦200人のデータですが、「あなたが信頼する情報源は?」という質問に対し、

1位 口コミ・・・・・・・58.7%

2位 インターネット・・・30.7%

3位 サンプル・・・・・・26.0%

4位 新聞記事・・・・・・24.5%

5位 TVCM・・・・・・・・22.9%

6位 TV番組・・・・・・・21.1%

7位 雑誌の記事・・・・・20.9%

8位 折込チラシ・・・・・13.0%

9位 専門家のコメント・・12.4%

10位 友人知人のメール・・ 6.3%

という結果が出ています。やはり口コミが最大の広告と言えると改めて実感できますね。

また、日経新聞の「インターネットの情報は信頼できるか?」というアンケートでは、

 

  • 信用している・・・5%
  • どちらかといえば信用している・・・71%
  • どちらかと言えば信用していない・・・16%
  • 信用していない・・・2%
  • わからない・・・6%

という結果も出ています。

つまり、4人のうち3人はインターネットの情報を信用できるとしています。反面、インターネット全体ではそれだけの信頼性があるのに、ツイッターやSNSの情報に限れば、信頼できないとする人が5人のうち4人もいるというのも冷静に見ているとも感じることができます。また、食べログ問題発覚以前から実際「ヤラセがあると思っていた」という人も62%いたことからも、その情報の信頼性を見極めている人も意外と多かったかもしれません。

 

口コミと広告はどちらが信頼されているか

これも『クチコミニュティ・マーケティング2』による主婦200人のデータですが、「あなたは、口コミと広告・宣伝のどちらを信用しますか」という質問に対し、

  • 口コミを信じる・・・82%
  • 広告・宣伝を信じる・・・18%

という結果が出ています。

販売促進においての広告・宣伝は、中心的な役割を果たすものですが、ここまで広告・宣伝が信用されなくなったのは、なぜでしょうか?

原因としては

  1. 人は広告で心が動かなくなった
  2. 消費者が消費のプロになった
  3. 広告が宣伝であることを知った
  4. ネット社会による情報軽視が進行した

と考えられます。

 

現在においては、インターネットでさまざまな情報を簡単に得ることができるようになりました。反面、その信用性や効果に疑問を持つことは当然のこととなり、企業が販促を考える上で効果が出にくくなっているのも事実です。ましてや、大企業のような販促費を持たないわれわれ中小零細企業にとっては、信頼性のある販促はなかなか難しくなってきたと思います。

結論としては、会社やお店や商品・サービスを口コミでじわじわと広めていくことが最善ではないかと思います。そのためには、見込み客を増やすのではなく、現在客に誠心誠意尽くして満足していただくことが近道ではないかと思います。

 

【今日の確認25】

みなさんの会社やお店では、どんな方法で広告宣伝を考え、販売促進していますか?
もう一度、自社に合った販促を見直してみませんか?

 

 

 

〜小さく考え、大きく動かす〜

販促&広告アドバイザー

小野寺豊