『透けて見えるか、見えないか?』

読んで、すぐに役立つ、販促テクニック

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販促の“反則技”50

お金をかけずに、アイデアと知恵で集客や

売上げを伸ばしていくための50のアイデア

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今日は3日、仙台からです。今週は、仙台でも初雪を観測し、寒い日が続き一気に冬到来ですね。今週末が冬タイヤへの交換のピークになりそうです。

 

販促の反則技 エピソード10

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『透けて見えるか、見えないか?』

〜何でもないことが、大きな成果に〜

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前回は、『お客様は、なぜ、買わない?』と題して、チリコの三段活用で考えてみました。今回は、なんでもない普通のことが意外とお客さんの心をつかむ!ということをお話ししましょう!

 

透けて見える? 見えない方がいい?

このタイトルで、ニヤッとした方、すでに読んでくださっているあなた・・。えっ、何が?と思ったあなた・・・興味を持っていただきありがとうございます。

実は、このタイトルは、ダイレクトメールの話なんです。ギフト中心の会社のダイレクトメールの相談を受けました。その際、外側の封筒を通常の紙封筒にするか、透明のPP袋にするか、封筒にするか、どちらがいいでしょう?と相談されました。私の答えは、『両方やってみればいいじゃないですか?』とお答えしました。今回は、その時の話からです。

 

中身が見えるもの

中身が見える封筒は、もちろん効果的だと思われる点があります。

封筒を開けずに、内容がわかるので開封率(封筒を開ける確率)が高まる。(某PP封筒メーカー資料)

もちろん、そうかもしれません。しかし、ここで気づいてください。A4サイズのPP封筒なら、A4両面程度を見る事ができます。しかし、通常の80円で出すPP封筒サイズにしたら、A4の30%、両面で約6〜7割しか開封せずに見る事はできません。だとすれば、デザインの段階から、その部分を意識したデザインにしなければ全く透ける封筒の効果はありませんよね。単に中身が見えるから、開封率が上がるのではなく、見えたもの(写真・タイトル等)で開封率が上がるというのが真実ですよね。タイトルが見えない、途中で切れていて何かわからないようでは、透ける封筒の活用としては失格だと思います。

上記の〜透けて見えるか、見えない方がいいか?〜というタイトルで、興味が湧き、本文を読んでもらった方(●●さん、あなたです|)も同じことですよね・・。見える封筒なら、タイトルや写真でインパクトをつけて興味を引く事が重要になります。

 

【中身が見えないもの】

見えない事が、効果的なこともある。

この会社の事例です。この会社は、得意客に季節ごとに商品リーフレットを郵送していました。しかし、効果が今ひとつ、と感じていて、何かいい方法はないか?という相談でした。お聞きしてみると、季節感を出して商品を紹介している内容だという事でしたので、私は「であれば、近くの山に行って小さめドングリを拾ってきてください」とお願いしました。

ちょうど冬のお歳暮用の商品案内でしたので発送する直前のタイミングとしていい時期だったのです。そして、そのドングリを商品リーフレットと一緒に封筒に入れ、『弊社周辺の山々もすっかり色づき、間もなく冬を迎えようとしています。この豊かな自然に囲まれたこの地で育った●●(商品)のご案内をお送りさせていただきます・・・(後略)』というご挨拶とともに郵送したのです。その結果は、前年対比20%増という結果で、喜んでいただきました。中身が見えない封筒で立体的なものが触感として、興味を持ってもらった結果、開封率が大きくアップして売上増に結びついたと考えられます。ゴソゴソとした触感が、「何だろう?」という興味につながったということですよね。

ちなみに、日本郵便の定型郵便物の規格では、厚さは1㎝となっています。これ以上厚くなると、定形外となりますのでご注意ください。また、郵便物として、中に入れてはいけないものもあります。

数年前、仙台市がゴミ分別キャンペーンで『ワケルくん』というキャラクターを採用し、そのノベルティのエコ用品として『ワケルくんマッチ』が採用されました。しかし、その際、配布方法として、郵送という手段をとって大きな問題となったことがあります。もちろん、可燃物を郵送する事が問題だったことは、言うまでもありません。

 

しかし、いろいろ工夫できる“中身が見えない効果”を試すことは大きな可能性があるかも知れませんね。

お金をかけずにできる販促は、いろいろなアイデアで挑戦できるし、とても楽しみながらできる販促だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

【今日の確認10】

見えるほうがいいか、見えない方がいいか?は、どちらでも良い!
お客様様にどう興味を持っていただき、購買につなげるか?が重要ではないでしょうか?

 

〜小さく考え、大きく動かす〜

販促&広告アドバイザー

小野寺豊